この写真は、1985年7月31日、インドネシア スマトラ島 アサハン河のAsahan No.3発電所予
定地点を地質踏査中に同河畔断崖で遭遇した、世界最大級の珍花にしてジャングルの妖怪 ブンガバンカイ Bunga Bankai ※ (直径1.3m、高さ1.8m) です。
多くの山野を馳せてきた私にとっても生涯最大の奇遇の証と言うべきものです。今後とも、多
くの出会いを求めポジティブに活動していく所存です。
※:学名Amorphophallus Titanum(サトイモ科、コンニャク属)。日本の俗名スマトラオオコンニャク。数年間球根を育成し続
けた後、突如として開花するものの、数日で生涯を閉じるという、インドネシア旧500Rp紙幣を彩る珍花。野生の花に 遭遇できる機会は現地人にとっても希である。この写真の花も1日後には萎んでしまった。
通常、植物図鑑等に写真が掲載されるような植物園における人工育成の花は、この写真ほど完全には開花しない。
これは、遭遇地点(河畔)が、常時水しぶきによる霧がかかっているような多湿な環境(写真右側は霧によるハレーショ ン)で、生育に最良な環境であったからこそと言える。
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